高度化する医療に、看護師自身のレベルアップも必要な時代になってきています。現在看護師になるには看護専門学校に進学するか看
護養成課程のある4年制の大学に進学するかの方法がありますが、高度化する医療に備えて大学進学をしないと看護師になれないとすることを検討するべきという声もあります。また、義務教育を経て専門学校に入り試験に合格すると取得できる准看護師は、専門学校の新設が止められ廃校になるところもあり、准看護師になることが出来る経路を塞いでいます。これもやはり医療の進歩に対応するため、ということのようです。准看護師は国家資格ではなく公的資格でありますが、実際の医療現場では看護師とやることはさして変わることはないようです。ただ看護師のように自分の判断で医療行為は出来ないという規定はありますが、それでも准看護師がいる理由としては看護師になるより早く現場に立つことが出来る、即戦力になり得ることがあるので私達からみれば特に差異は感じません。ただ、給料や昇進といった話になるとやはり准看護師よりは看護師のほうがいいようです。こうしたこともあり、現在海外留学する看護師が増えています。高度化する医療について学びたいとして、日本より看護師の出来る幅が広いアメリカなどに留学して看護を学び、それから日本に戻ってくるひともいれば残る人もいます。英語から学んだりあちらで看護師免許を取得しなおしたりと学ぶことは多くやることも多いですが、そうして得るものがたくさんあります。簡単に挑戦できるものではありませんが、機会があるのであればやってみれば自分の経験値にもなるしいいと思います。
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